君を守るよ
君を守るよ
お散歩も気持ちいい季節になってきましたね。
彼岸花がさいたり、金木犀の香りがしたり
今日もいい気分でお散歩しておりました。
今ぐらいだと、夕方6時頃になると
公園で遊んでる子どもたちも帰り始めます。
子どもたちに占領されていたグランドも
人がいなくなってきたので
土の感触を二人で楽しんでいました。
不意に後ろから一人の子どもがきて
「わーかわいい!みんなきてー」と
言いながらテンション高く寄ってきます。
「ごめんね、怖くて吠えちゃうから。」
といっても日本語が通じない。
「大丈夫、ぼく▽×◇…だからー」
おいおい、それ君の都合。
「近くにこないで!」と言っても通じない
言葉や背格好からまだ園児ぐらいだろうか。
さらに
「〇〇は犬が好きだから◎△□…」
といってあっという間に
すぐそばまできたんです。
なんでかなー。
犬ってそんなに気軽に触るもの?
私が子供の頃はまだ野良犬や外飼いの犬もいて
学校の帰り道、一人で歩いていると
目が合って、繋がれてますように
って思いながら帰ったりしたのですが。
吠えてる犬触ろうと思うのかな。
うちの犬も必死に吠えているのだけど通じない。
私はその子に「やめて!本当にかむよ!」
と最終警告(; ・`д・´)
ところが全く通じす。
私の声で保護者の方が氣付いたのか
遠くで「〇〇やめなさい!」って
声は聞こえるものの
その子は近づいてくる…
防衛本能っていうんですかね。
とっさに「ルイ!いくよ!」
といって走ってました。
後ろから追いかける音もあったけど
公園が見えなくなるまで二人で走りました。
こういうこと一度や二度ではありません。
前は就学前の小さな子どもが
「ワンワン!ワンワン!」と
突進してきたときは
本当に焦って犬を抱えてあげて
なんとか難を逃れました。
後ろからお父さん焦って
追いかけてきましたけどね。
小学生の男の子が吠えるのを
からかってきたり。
それでも犬がかんだら犬が悪いの?
公園が見えなくなるまで走ったあと
ルイと私は目があいました。
「やったね!」って言ってもらえたような。
ルイが嬉しそう。
走って楽しかったのかな。
でも何か心が通じ合った氣がしたのでした。
大丈夫、どんなことあっても
私はあなたを守り抜くからね!