変わるのは自分
「変わるのは自分」
犬の勉強をするようになって
犬を育てるのも人を育てるのも
似てるところが多いなと感じるようになりました。
子育てをしているときに、子どもに
「こうしなさい」「ああしなさい」ということ
言いませんでした?
はい、私はいいました。
で結果、その言葉で変わったでしょうか?
いや、変わらないのです。
なのに言い続けてしまいました。
もちろん、小さなころに何度も教えるという
繰り返し教えることは必要ですが
言うだけで相手が変わらないなら
それは効果がないということになります。
ではどうやって相手を変えたらいいのでしょうか?
前に書いたように相手を
変えることはできません。
相手を変えるには、自分が変わることです。
子育てしていた頃、これに氣付くのに
私は時間がかかりました。
自分の価値観に縛られ
こうであるべき、だからこうしなさい。
という考えで子どもに接していました。
ある時、私がいつもの態度を変えることで
子どもが全く違う対応をしたのです。
そうだったのか………。やっと氣付けた瞬間でした。
そのことを犬の勉強で再び学ぶことになりました。
愛犬との関係は相互作用によって決まります。
つまり人によって違うということです。
ただ遊んでくれるお父さんと
食事もくれるけど、いやなこと(お世話)もする
お母さんとでは同じことしても
犬の反応も違ってきます。
それが当たり前なのです。
よく「パパの言うことは聞くけど、
私の言うことは聞かなくて。」なんていうことは
普通なんですね。
トレーナーさんに教えもらってできても
おうちに帰ってきたらできないとか(笑)
つまり関係性を変えたければ
自分の態度を変えるしかないんですね。
その犬がどうしたらうまく学習してくれるのか
メタメッセージをつかって
有効な方法を探して
自分を変えていきたいですね。