メタメッセージでいこう
「メタメッセージでいこう」
セーラー服におかっぱ頭、
おデブな女子学生キャラのミツコと先輩のコント
お笑い芸人の響さん。私好きだったんですけど。
そのセリフで
「謝ればいいんですよね?
どうもすいませんでした!」
あの憎たらしい言い方と、
顔がたまらなく面白くて笑ってしまいます。
あれ、謝っていませんよね。
もちろんそこが面白いんでが。
メタメッセージとはメッセージが
伝えるべき本来の意味を超えて
別の意味を伝えるようになってる
ことを指す社会学用語です。
こんなことがありました。
私が犬を預けていたお友達のおうち。
我が家とちがってかわいい女の子が
二人もいる犬にとっても大好きなおうちです。
いつものように犬を預けてお迎えにいった時、
友達に相談されました。
「ルイくん、おしっこシートでしなくて困ってるの」
もう何度も行ってるおうちだし、
前はシートにしてたんです。
我が家ではトイレを間違うことはなくて、
どうしてそこに行くとできないのか
不思議でした。
あまりにひどいのでしばらく出入禁止(笑)
しばらくして、犬と一緒に遊びに行くときに、
「トイレ成功したらうんとほめてね。
失敗したときはスルーして」と頼んでみると。
そこでみんなに褒められ、
それからはトイレしたよアピールしまくり。
褒められたくておやつほしくて、
ちょっとのおしっこも
チビチビするようになりうまく解決できました。
(Nちゃんその節はご迷惑かけました)
おしっこするよ
この時なんでできなくなったのか、
考えたんですね。
そこのおうちは、かわいい女の子たちがいつも
「ルイく~ん!」とかわいくて、
高い声でちやほやしてくれる。
きっとトイレを失敗したときに
かわいい声で「キャー、ルイくんだめだよ~」
とか
「あーー!ルイくんまたおしっこしちゃった!」
とか言われて
かまってもらえてると嬉しくなって
しまったのではないかと思うのです。
犬に飛びつかれて「やめて~!」といっても
犬はしっぽふって「やめない」
「やめて」伝わってないですよね。
犬というのはメタメッセージを受け取ります。
メタメッセージは「言葉の選び方」
「声の調子」
「表情」
「話すスピード」
などの様々な要素によって伝わります。
犬に何か伝えるにはメタメッセージを
上手に使いたいですね。