有効か、無効か、逆効果で考える
「有効か、無効か、逆効果で考える」
誰かにやってほしいことがあるとき、
どう伝えていますか?
実は私はこれが下手で、
自分の「良い」「悪い」で考えてしまい
「なんでやってくれないの?」
「私が正しいからやって当然でしょ!」
って思いがちなんです。
「なんでやってくれないの?」
↓
納得してないか、伝わってないんですよね。
「私が正しいからやって当然」
↓
私が正しいと思っいても、相手も同じわけではない。
例えば、家族の誰かが靴下を脱ぎっぱなしにする。
本当はランドリーBOXにいれてほしい。
私は「脱いだ靴下は自分ですぐにランドリーBOXへいれて当然」
と思っている。
家族は「ただ忘れてた」だけだったり
「別にお風呂に行くときにもっていけばいい」
と思ってたり。
「別に自分は困ってない」
と思っているかも。
私の「ランドリーBOXへいれて当然」
は良いわけでもなく
家族の「べつに部屋に靴下があってもいい」
が悪いわけでもない。
要は私は、
できれば脱いだ靴下を
ランドリーBOXへ
いれてくれるような言い方を
考えればいいのです。
それで「有効、無効、逆効果で考える」
1、正しいと思っている私のように
「また!もう!すぐやって!」というと……
「ああ、また何か言ってる」
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靴下はそのまま 無効
2、それならともっと厳しく強い口調で
「すぐやらないとお小遣い減らすよ!」
という罰を与える、もしくは暴力⁉
「いちいちうるさいんだよ!ばかやろう!」
👇
靴下もちろんそのまま、関係は最悪状態 逆効果
3、「あのさ、よかったらランドリーBOXへ
いれてくれる?」お願いして言う
もしくは「おいしいイチゴ買ってきたよ。
靴下片付けて早く食べよう!」とご褒美。
もしくはだまって自分でランドリーBOXへいれる
👇
渋々靴下いれてくれる(笑)
喜んでやってくれる、悪かったなと思う。
次はやろうと思う。 有効‼
つまり、自分の価値観で
「良い」「悪い」で考えるのでなく
「有効、無効、逆効果」
で考えればうまくいくんですね。
イチゴではしてくれなくても、
ぷっちょグミならしてくれるかも。
有効なのかどうかは
相手が決めることなんですよ。
ここが大事です。
その相手にとって有効が何なのか考えることです。
これですね、実は犬との関係もそうなんですよ。
例えば、、、「ハウスしてくれない」どうします?
1、ハウス!という
👇
犬「?」もしくは「いやだな」 無効
2、こら!入れ!(強くいう)無理やり入れる
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犬「ビクビク、怖いよ」
逆効果(そのあとの関係が悪くなる)
3、大好きなおやつでお願い
「ハウスしてね~お願い」大好きおやつの準備
👇
犬「おやつ~♪」 有効!
犬の大好きおやつ見つけるのは
とても大切なことなのです。
未だに犬に痛い思いさせて暴力をつかって
訓練するようなしつけもあります。
デンマークでは軍事犬も
陽性トレーニング(ご褒美を使う)
で行われているそうです。
日本、ずいぶん遅れています(;_;)
陰性トレーニング(叩いたりする)は、
最悪の場合は人が怖くなって
噛んでしまう犬になってしまいます。
そうなった犬がどうなるか、、、
人間のせいで噛むようになり、
人間のエゴで命を奪われることも。
逆効果のあとに、
それの関係を取り戻すのは
人も犬も大変なことです。
特に犬の学習は早くかたいので
決してしてはいけないものなのです。